動詞―サ行変格活用
要点確認
サ行変格活用とは
サ行変格活用「す(為)・おはす」の変則的な活用。
| 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
|---|---|---|---|---|---|
| せ | し | す | する | すれ | せよ |
(例)せず
(例)したり
(例)す。
(例)するとき
(例)すれども
(例)せよ。
サ行変格活用の動詞
・サ行変格活用の動詞……「す(為)・おはす」の2語のみ。
注「心す・ものす・奏す」などの複合語がある。
解説
サ行変格活用とは
サ行変格活用は、「す(為)・おはす」だけに見られる変則的な動詞の活用のしかたです。略して「サ変」と呼びます。
「す(為)」の活用を見てみましょう。
(未然形)せず
(連用形)したり
(終止形)す。
(連体形)するとき
(已然形)すれども
(命令形)せよ。
この活用のしかたは、サ行下二段活用(せ/せ/す/する/すれ/せよ)に似ていますが、連用形が違います。🔗動詞―下二段活用
サ行変格活用の動詞
サ行変格活用の動詞は、基本的には、「す(為)・おはす」の2語だけです。。
「す(為)」の活用表を示しておきます。
〔表〕サ行変格活用の動詞
| 行 | 基本形 | 語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サ | す(為) | ○ | せ | し | す | する | すれ | せよ |
| 主な用法 | ―ず | ―たり | 言い切る | ―とき | ―ども | 命令で言い切る | ||
右の活用表で語幹の欄が「○」になっているのは、語幹と活用語尾の区別がないことを表しています。
なお、サ行変格活用の動詞には、「す」の複合語もあります(複合サ変動詞といいます)。
「心す・ものす・奏す・念ず・全うす・軽んず」など。
複合語は、それで一つの動詞になります。🔗文・文節・単語