動詞―カ行変格活用

要点確認
カ行変格活用とは
カ行変格活用ぎょうへんかくかつよう「来く」の変則的な活用。
未然形連用形終止形連体形已然形命令形
こきくくるくれこ
(こよ)
(例)こず
きたり
く。
くるとき
くれども
こ(こよ)。
カ行変格活用の動詞
・カ行変格活用の動詞……「来く」の1語のみ。
注「持もて来く・詣まうで来く」などの複合語がある。
解説

カ行変格活用とは

カ行変格活用ぎょうへんかくかつようは、「来く」だけに見られる変則的な動詞の活用のしかたです。略して「カ変」と呼びます。
「来(く)」の活用を見てみましょう。
(未然形)こず
(連用形)きたり
(終止形)く。
(連体形)くるとき
(已然形)くれども
(命令形)こ(こよ)。
この活用のしかたは、カ行上二段活用(き/き/く/くる/くれ/きよ)に似ていますが、未然形と命令形が違います。🔗動詞―上二段活用

カ行変格活用の動詞

カ行変格活用の動詞は、「来く」の1語のみです。
「来」の活用表は、次のとおりです。
〔表〕カ行変格活用の動詞
行基本形語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形
カ来く○こきくくるくれこ
(こよ)
主な用法―ず―たり言い切る―とき―ども命令で言い切る
右の活用表で語幹の欄らんが「○」になっているのは、語幹と活用語尾の区別がないことを表しています。
なお、カ行変格活用の動詞には、「持もて来く・詣まうで来く」などの「来」の複合語があります。複合語は、それで一つの動詞になります。🔗文・文節・単語