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用言総説

要点のまとめ

■ 見出しmidasi

(1) 小見出しkomidasi

テキスト

(例) 例文jisage

解説

1 用言とは

これから動詞・形容詞・形容動詞の3品詞について解説していく。

これら3品詞は、まとめて用言ようげんと呼ばれる。用言は、次のような性質をもつ。➡単語の分類と品詞

用言の特徴

① 自立語である。➡単語の分類と品詞

② 活用がある。➡語の活用と活用形

③ 単独で述語になることができる。➡言葉の単位・文節相互の関係

動詞は動作・作用・存在を表し、形容詞と形容動詞は物事の性質や状態を表す。

活用のしかたは、動詞・形容詞・形容動詞のそれぞれで異なる。

さらに、同じ品詞であっても、活用のしかたには種類がある(動詞は9種類、形容詞と形容動詞はそれぞれ2種類ある)。活用の種類は、これから学ぶ中心テーマである。➡動詞(1)活用の種類 ➡形容詞(1)ク活用とシク活用 ➡形容動詞―ナリ活用とタリ活用

2 動詞・形容詞・形容動詞の区別

動詞・形容詞・形容動詞の3品詞は、それぞれの言い切りの形(終止形)の違いによって区別する。➡語の活用と活用形

言い切りの形(終止形)が、動詞はウ段の音おんで、形容詞は「し(じ)」で、形容動詞は「なり」「たり」で終わる。

動詞・形容詞・形容動詞の区別

・動詞……ウ段の音で終わる。

(例) 書く、捨つ、見る

・形容詞……「し(じ)」で終わる。

(例) 悲し、うつくし、いみじ

・形容動詞……「なり」「たり」で終わる。

(例) あはれなり、堂々たり

動詞には、言い切りの形が「り」(イ段の音)で終わる例外もある(「あり」「居り」などのラ行変格活用)。➡動詞(10)ラ行変格活用

3 語幹と活用語尾

動詞・形容詞・形容動詞は、その語の形を、活用によって変わる部分と変わらない部分とに分けることができる。

活用によって形が変わらない部分を語幹といい、活用によって形が変わる部分を活用語尾という。

アドバイス

動詞のなかには、語幹と活用語尾の区別がないものもある。

これらの語は、未然形と連用形が1字しかない。

4 音便

reiji

<yakubun>

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