動詞―ラ行変格活用
要点確認
ラ行変格活用とは
ラ行変格活用「あり」などの変則的な活用。
| 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
|---|---|---|---|---|---|
| ―ら | ―り | ―り | ―る | ―れ | ―れ |
(例)あらず
(例)ありたり
(例)あり。
(例)あるとき
(例)あれども
(例)あれ。
ラ行変格活用の動詞
・ラ行変格活用の動詞……「あり・居り・侍り・いますがり」の4語。
解説
ラ行変格活用とは
ラ行変格活用は、「あり(有り)」などに見られる変則的な動詞の活用のしかたです。略して「ラ変」と呼びます。
「あり(有り)」の活用を見てみましょう。
(未然形)あらず
(連用形)ありたり
(終止形)あり。
(連体形)あるとき
(已然形)あれども
(命令形)あれ。
〔太字=語幹、赤字=活用語尾〕
この活用のしかたは、ラ行四段活用(ら/り/る/る/れ/れ)と似ていますが、終止形が違います。🔗動詞―四段活用
動詞は一般に言い切りの形(終止形)がウ段音(―u)で終わりますが、ラ変動詞だけはイ段音の「り(ri)」で終わります。
ラ行変格活用の動詞
ラ行変格活用の動詞は、「あり・居り・侍り・いますがり」の4語だけです。
「いますがり」は、「いまそがり・いまそかり・いますがり・いますかり・みまそかり」などとも書きます。
例として、「侍り」の活用表を示しておきます。
〔表〕ラ行変格活用の動詞
| 行 | 基本形 | 語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ラ | 侍り | 侍 | ら | り | り | る | れ | れ |
| 主な用法 | ―ず | ―たり | 言い切る | ―とき | ―ども | 命令で言い切る | ||